2013年12月26日木曜日

MaxxProが発売されそうです。

久しぶりの生地だが、制作の話題は無し。またこんど。

Kinetic modelのオフィシャルFacebookサイトや他方の情報によると、待望のMaxxProが登場しそうだ。
私も愛用している香港の模型通販サイト「Lucky Model.com」のこちらのページではプリオーダーが開始されている。(4000円程度で購入できる。私自身も購入しようか迷っているところだ。かなりほしいのだが、積まれている模型が多いので、、、)
これまでレジェンドのレジンキットは存在していたが、インジェクション初のキットとなりそうだ。

そのうち同程度の価格で国内でも発売されるだろうが、販売と同時に完売が予想される。是非欲しい人はこまめにショップをチェックしたほうがいいかもしれない。

MRAP、MaxxPro(エムラップ、マックスプロ)の名前に首を傾げたかたは、こちらのサイトでチェックしひ見るといい。現代車両の模型好きなら外せない車両となるだろう。

現行バリバリの車両で、これまに9000台以上生産されている。アンビュランスタイプなどもあるようで、今後しばらく活躍する車両に間違いないだろう。
キネティックからのバリエーションや、他社からのコンバージョンキットなども発売されるかもしれない。



 パンダホビーとの競合となったM-ATVも印象的だったが、その後のキネティックはものすごい勢いで、新作を投入している。しかも私好みの現代車両が圧倒的に多い。
新作投入のスピードや新興メーカーという立場から、現代車両に手を出すのが、戦略として最もいいのかもしれないが、今後も目が離せない。



Kineticの名前を一躍知らしめた「M-ATV」競合となったパンダホビーが、エッチングパーツなどを採用しているのと違い、「プラモデル」であることを全面に押し出しているキット。
そのため、各社からのディテールアップパーツが多く出ている。


マニアックなMRAP RG-31米軍仕様とカナダ軍仕様の二種類のキットが発売されている。

他にも、「自走榴弾砲M109A2」なども発売されているのだが、どのキットも入手状況は決して良くない。



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2013年6月1日土曜日

Charlie on the left!!!

ストライカーICVのエッチングメインのディテールアップを相変わらずちまちま進めているのだが、完成の見込みはまだまだ先。また、地味な上に比較的苦手な金属加工ということもあり、進捗は良くなく、見せられる写真もあまりない。

当然、新作が作りたくなる。
「また、未完成病か?」といわれるのが怖くて、つらつらと言い訳を考えていたのだが、色々考える内に嫌になって止めた。
そもそも「模型作り」は、誰かに見せるという義務感に従っているわけではないし、このブログも自分の作成記が、どっかで誰かの役に立ってくれればいい、という思いで始めたものなので新作に入っても問題はあるまい。また、まだ未完の過去作品も止めたわけではない。事情があって休止しているだけなのだ!と自分に言い訳して話を先に進める。

今回作成に入ったのはこの二つのキット。

タミヤのM151A2フォードマット(ケネディ・ジープ)と、マスターボックスのこのジープに乗る兵員達だ。

マスターボックスのこのキット、日本向けのパッケージ名は「米・ベトナム戦兵士3体車上射撃シーン+解放戦線兵2体」という妙なものになっているが、箱絵に描かれるオリジナルタイトルは今回のタイトル「Charlie ne the left!!!」となっている。日本語に訳せば「左にベトコンだ!!!」といった感じ。ケネディー・ジープの上から今まさに、応戦しようという感じで、臨場感にあふれる箱絵だ。

この2キットを使って詳細は極力いじらずに箱絵っぽい感じの情景を作ってみたい。
ストライカーがやたらと細かい作業だけなので、こちらはできるだけ簡単に仕上げてみたいと思おう。

なぜこの情景を選んだか?というと深い意味はない。
実はハンビーを購入後すぐに、「やっぱりソフトスキンでしょー」と思い、懐かしさも手伝って、タミヤの「ウィリスMB」とこちらの「フォードマット」を購入済みだったが、どういう風に仕上げるのか未定のまま放置されていた中、MBから今回のフィギュア発売となったので「併せてみよう」と思っただけだ。

なんと総額1500円未満で出来てしまう素晴らしい情景セットである。

20130516_12291520130516_121207

さらにビックリなのはランナー丸ごと3個分ポッキリのパーツ内容。

DSCF0375

んで、出来た!!

いやー、プラモデルって意外と簡単なんだな~。
後部の兵士の配置がやや強引で、今にも落っこちそうだが、致し方有るまい。これでいく。これでもM2機銃の位置をやや調整済みである。

簡単に作るとは言ったが、それなりにこだわっている部分も有る。
ストライカーの作成はエッチングやら、ディテールを加えていく、主に足し算の作成方だ。「実車両にはあるが、模型ではスケール、強度の関係で省略された部分を加えていく方法」だ。

これに対して今回の作成は引き算作成方だ。「事物には本来無いが、模型化した際に加えられてしまう部分を削除していく方法」だ。形成線や接着時の隙間などがその典型だ。形成線を削り落とし、隙間は埋める。

キットの悪口を言うつもりは無いが、タミヤのフォード マットはMMナンバー123番と比較的古いキットで、パーツ数も少ない。
形成部分にバリなどは無いが、本来丸くなっていても良い部分が形成の関係で反り返り、鋭角になってしまっている部分なども多くあり積極的に直した。

せっかくだからためになりそうなtipを一つ。

フィギュアの形成線も当然削り取るわけだが、全体的に丸みを持っているフィギュアは車両のパーツのように形成線の逃がし所がない。そのため、どうしても服のシワの上などに形成線が重なってくる部分が出来る。
この形成線を積極的にカッターやヤスリなどで削り落とすと、結果的に服のシワなどの細かいモールドがより均一化されてしまい、おもしろ味が無くなっていく(リアルかどうかの問題で無く、服のシワなどは極端な方がおもしろい。)

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そこで、私はフィギュアの服のシワなどが集中した部分の形成線にカッターをあててこりこり削ったりはしないようにしている。
逆に服のシワにカッターを入れ、服のシワを再形成するつもりで、「より深く」したり、「新しいシワを追加」したりするのだ。自分の頭に浮かんだシワを削り込んでいくのは結構楽しい。上の写真はまだ、作業始め。しかし、シワの形成をしているうちに自然に形成線は消えている。

私のお薦めの方法だ。

ところで、今回の車両とフィギュアのセットなかなか面白いのだが、初心者の方には必ずしもお勧めではない。
ハンビーの時もそうだったが、車両とフィギュアが絡む情景は難しい。ハンビーの時はドライバーとハンドル位置や、ドアを閉めようとする兵士の表現などは難しかったし、今回もフロントウィンドウに手を掛けていたり、車両に搭載の機銃を操作しているという状況で、フィギュア単体、車両単体で作成を進めることが難しく、借り止めや、調整作業はどうしても必要になってくる。

気軽に情景を作りたいのなら、車両と傍らに立つ、兵といった感じののものお勧めと言えるだろう。

2013年4月18日木曜日

復活したい・・・兆し編

大変長らく、このブログへの投稿を休んでいる。
基本的には、「作業をしていないので投稿できないでいる。」のが実情だ。
ここまで長期間、模型作りの作業が出来なかった理由をツラツラと書いても記事としては面白くあるまい。
あえてここでは何も無かったように、記事に戻りたいと思う。
特に、病気したとか、家族が死んだとか、そういう深刻な話では無い。極めて個人的な話で、仕事や諸々が忙しく、わずかに空いた時間の興味がこちらに向かなかったのだと思ってくれればいい
そうだ、記事を書く前に、多くの人たちに謝っておかなければならない。あまり多くもないのかも知れないが、私の記事や、私のプラモデルの進捗を楽しみにしている皆様には、音信不通のままじつに五ヶ月を過ごしてしまった。
個人的情報発信装置である「ブログ」は更新も個人の自由ではあろう。とはいえ、私の感覚では「読者に迷惑をかけた」感がある。素直に謝罪し今後こういう事が無いように注意したいものである。
さて、そんなわけで4月に入り模型作りを再開している。
新しい模型にも挑戦したかったのだが、どれもこれも中途半端、集中力の無さが露呈し、「完成品が無い」という状態ではあまりにもみっともないので、改めてストライカーに挑戦している。
「ストライカーICV」は、トランペッター製、これにAFV Club用のインテリアセットを組んだため、初めから合わない、削りまくる、と言うことで猛烈に時間がかかっている。
時間を節約したいので、ディテールアップは極力しないつもりであったが、どうしても手を入れたくなり、細かいところに手が入りすぎている。
基本ディテールアップ用に購入した純正ディテールアップキットをメインに作業を進めているが、当面の問題は、ストライカーICVの至る所に配置された。波波上のベルトフックである。
トランペッターのM1126ストライカーアップグレードパーツにも大量の波波が、装備されているが、これがまた使いにくい。
DSCF0258 こちらの写真の用に波波には、接着用と思われる、のりしろ部が設けられており、これを上手に曲げて使用する事になっている。しかし、曲げたのりしろ部は、接着を強固にする特性はあるかも知れないが、そもそも接着後がリアルじゃないし、作業的にも大変そう。この部分だけが思い通りに曲がればいいが、せっかくの波波がちぎれたり、まっすぐになってしまうのが関の山と感じたので、こののりしろ部分を切り取ることにした。
もちろんこれも、大変な作業で、作業中に写真の用にウネウネ曲がるはめに。
以前の記事でも紹介しているとおり、お手製の波波作成ツールを準備したが、最近作業中に「波波作成機」2枚を押しつけて作成するより、1枚の上に真鍮線を置いて、ピンセット押しつけた方が効率が良く、美しく仕上がることを発見したのでこれも試す。
DSCF0277
んで、これらを活用して作った部品類がこちら。

DSCF0287   DSCF0264
ついでに、関連でパイオニアツール類にも、結構手を入れた。
DSCF0285
パイオニアツールは、結構「見せ場」だと思うのだが、トランペッターのパイオニアツールはどれも不格好だった。
スコップにはアーチが無く、グリップ部が異常に太い。ツルハシの頭、ピックの反対側はスリムなタイプで、ストライカーに搭載されているものとはずいぶん違い、パテなどで整形し直した。
また、ベルトは、コピー紙で作成。デザインソフトで引いた2ポイント程度の線がだいたいいい幅になりそうだ。実車とは違うがそれらしいフックを作ってみたが、これはホチキスでパチンと止めて、ニッパーでさらにカシメたものだ。
自作のものも、アップグレードパーツのものも、波波は、実際にベルトフックとして利用できるので、一部は実際にベルトを波波に通してある。
ベルトは全て瞬間で固めてある。
波波自体、作るのは作成機のお陰でさほど難しくないのだが、小さいためとにかく接着するのが大変。長時間にわたり、瞬間接着剤と格闘したが、いまひとつ。上写真の仕上がりも汚い。
瞬間系の技はもっと磨いた方がよさそうだ。
現在主力の戦法は、接着剤を多めに付けた後でアイテムを乗せ、ティッシュで余分な接着剤を吸い上げる方法。塗装時に影響が現れるかも知れないが、今はこれしか手法がない。
みんなの瞬間接着ネタを聞いてみたいものである。
では、また。

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