2012年5月5日土曜日

M1126 Stryker ICV 、いきなり難関

前回の続き。
トランペッターのストライカーICVトランペッターのアップグレードセットブラックドッグ(blackdog)のインテリアーキット(レジン)を取り付けている。

結構難儀なのは、一つの作業をするのにも、他のキットの説明書をチェックしてかち合う部分がないかどうか、確認する必要がある点。

トランペッターのストライカーは比較的シンプルなキットで、パーツの点数もさほど多くないがチェックしながら進めないと、作業が前後し、大きな失敗になるかも。
「インテリアーキット」という大きな変更点があるため、基本的にトランペッター説明書の作成順序は無視して、インテリアの取り付けを重視する。

ブラックドッグのインテリアキットはAFV Club用。これを素直に付けられるかどうかが、今回最大の難関となる。


どうやら、ブラックドッグのインテリアキットはAFV Club製ストライカーのシャーシにレジンを流し込んで型どりした板の上にフロアーのモールドを刻んで作られているようだ。そのためフロアーの裏面はAFV Club製ストライカーの形をしている。
他のインテリアはこれに乗っかったり、上から吊される形で接着するだけなので、フロアーやエンジンルームとの壁を付ければ、ほぼ難関はクリアーとなる。


 全く同じ車両とはいえ、違う商品のため、当然微妙に違う、色々調べたところ、トランペッターのストライカーの方が「全長がやや短く、全幅はやや太い」という作りで、ややずんぐりしている。

さて、上の写真のように、シャーシ下部のモールドは合わない上に、ブラックドッグのフロアーが曲がっているもんだから苦労しながら整形しトランペッターのシャーシに合わせていった。


ブラックドッグのフロアー裏をひたすら削る。
カッターにヤスリを総動員だが、役に立ったのはルーター。ルーターに取り付けられるのは普通ダイヤモンドヤスリのビットが多いが、今回取り付けたのは刃になっているタイプ。
かなりゴリゴリ削れる。もっとパワーのあるルーターならよりはかどるだろう。

数時間を費やすと、ドライバーのコンパーメント。メインフロアとも取り付けられるレベルに。


しかし、問題はあり、リアハッチの開口とフロアの高さが全く合わない。フロアが高すぎるのだ。


原因はどうやらこれ。
トランペッターの開口部縦寸法が短い。


ここで、方向転換。フロアー裏の凸凹をトランペッターのシャーシに合わせるのではなく、凸凹を全部削ることにした。
ブロックの表面モールドだけをはぎ取るイメージだ。
また数時間を費やす。
大変苦労してフロアをある程度下げる事が出来たが、「合わせ、削り」を繰り返しているうちに、致命的な事に気がついた。


そもそも、足回り取り付け用の出っ張りが大きいのでフロアをいくら削ったところで、後部開口の下に合わせることは不可能だと言うことだ。
ならば、下げられるところまで、下げて後は、AFV Clubのように開口部のボトムラインを持ち上げる事に方針転換。


リアゲートの開口部の修正。ハッチの取り付け部分も切り落として位置を直す。

他にも修正しないといけない箇所は満載。エンジンルームとの壁。ドライバーズ側に一枚。コマンダー側に1枚有る。
この壁は、当然天井までつながっているので、シャーシだけでなくボディーとも合わせながら、削り、合わせ、作業を繰り返しながらなんとか成功。

トランペッターICVは幅があるので一番サイド部にプラ棒を取り付けて隙間埋め。ピッタリだった。


ここ数日間とにかく削りまくった。
ヤスリに何度ブラシをかけたことか。大変な道のりではあったが、たぶん今回一番苦労する部分だろうと思っていたので、ここまでたどり着けて良かった。
まだ加工の済んでない部分も多くあるが、今後はペースが上がるだろう。

次はインテリア側にいくのか?説明書に戻って足回りにいくのか?
まだ、考え中である。


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