序章
まあ、私が解説するまでもない話なのかもしれないが、模型業界も黙々と従来の仕事に専念しているわけでもなく、新しいビジネスを展開している雰囲気を感じる。
数年前から始まった、俗に言う「痛車」の模型化に始まり、これを変化させた「痛機」。更に、美少女に主に旧日本軍の艦船を合体させた「艦これ」、更にさらに女子高生が戦車戦を繰り広げる「ガールズ&パンツァー」などなど。
冷静な目で見ると設定は奇妙ではあるものの、アニメのみならず劇場版なども作成されるほど人気を博している。
「美少女とくっつかないと生きていけないのか~」という嘆きの声もあるかもしれないが、その昔、戦闘機や爆撃機にノーズアートが描かれた歴史を振り返るなら、「美少女とくっついて生きていったっていいじゃないか!!」という感覚にもなれる。
まあ、私的なスタンスで考えて見るなら、「仮にきっかけが美少女であったとしても、これまで、全く見向きもされなかった「プラモデル」を作るきっかけに触れ、そこから、見事な塗装のフィギュアや、AFV等々各種模型の世界に魅力を感じてくれたら、それはそれでイイんじゃないのかな?」という気がする。
「ガールズ&パンツァー」通称、「ガルパン」ではアニメーションのヒットを受けて、「ドラゴン」や「タミヤ」の旧キットに「ガルパン」使用のデカールが同梱されたプラモデルキットが発売され、これに合わせる形で、登場キャラクターの1/35フィギュアなども発売中だ。機会があったら作ってみたい。
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しかし、最近面白いものを見つけた。
トミーテックの新ラインナップ「リトル・アーモリー」だ。
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肝心の美少女フィギュアはマックスファクトリー「figma」からの可動式フィギュアでの、ラインナップとなるが彼女たちの装備となる銃器が1/12で「トミーテック」からプラモデルとして発売中だ。
すでに、軽兵器から重火器、ミニガンやら、ミサイルランチャー、迫撃砲、等々各種兵器や、はたまたガンラックやら、武器を収納するハードケースまで、アクセサリのラインアップはかなりのものだ。
このシリーズの面白いところは、フィギュアはイラストを元にした可愛らしいキャラクターとなっている上に、ノンスケールモデルとなっているのに対し、トミーテックから発売されている、周辺銃器類は1/12が謳われている上に、割りとガチなリアル志向のプラモデルになっている点だ。
小さなプラモデルだが、モールドは良い出来で、単体での鑑賞にも耐えるのではないだろうか。
各種銃器を作成して、ガンラックに並べたら結構壮観なものが出来上がると思う。
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今回試しに、
mp7a2
コンパクトなサブマシンガン、デザートカラーに塗ってみたかったから。 |
狙撃銃。各国軍で標準的な狙撃銃なので、ブラック、グリーン、あるいはカモカラーでの塗装など塗りの幅が広そうだったから。 |
旧ドイツ軍のマシンガン。火力と連射性能で連合軍を恐れさせたMG42発展系。現在も幅広く使われているようだが、見た目は旧ドイツ軍のものと殆ど変わっていない。古い銃らしく金属感をむき出しで塗ってみたい。 |
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