2011年9月26日月曜日

CODジオラマ制作過程1

「コール・オブ・デューティー:モダン・ウォーフェアー2」のジオラマを作るぞ!!
と、アナウンスしてはいるものの、その後の情報が、さっぱりで、自分自身大丈夫なのかなー。と不安になる部分もあるので、思い切って、どういう物を作るのか?どういう経過なのか?というのを未完成病発病の前にアナウンスして、気力を乗せてみたいと思う。

まず作成予定のシーンはこちら。クリックで拡大する。
cod team player
プレイしたことのある人なら、ぱっと見で分かると思うが「COD:MW2」開始直後のシーン「Team Player」の開始直後、プレイヤーがハンビーの銃座に乗り込もうとするシーンである。
このシーンを選んだ意味はさほど無いのだが、単純に私がCOD:MW2で「ハンビー」を思い浮かべたらこのシーンだっただけ。他にも、「バルコニーにいる民兵に銃を向けようとするシーン。」「ひっくり返ったハンビーから飛び出すシーン。」なども考えたが、ハンビー1台。素直に組んで。という考えから外れるので、このシーンを選択した。

ジオラマのシーンのイメージは、ハンビー車内に3人のキャラクタがいる。そこに飛び込もうとするプレイヤーキャラクタ、PFC「ジョセフ・アレン」。
助手席のCPL「Dunn(ジェイク・ダン)」はいつもの重装備でドアを閉めようとしている。
後部席の地元兵が、アレンのためにドアを開け、早く乗るように手招きしている(ゲームで手招きするのは写真のシーンの直前になる)。
という感じ。

このシーンの便利なところは、ステージの開始直後なので、気楽にこのシーンをゲーム中で眺められること。また、プレイヤーがハンビーの後部座席に近づいて乗車しない限り、ゲームは先に進まないので、思う存分ハンビーの考証が出来る点だ。
っていうか、ゲームなんで、時代考証とかいらない分ものすごく楽だなー。2次大戦物のジオラマ作ろうと思ったら時代考証だけで相当の、時間とお金が必要(まあそれも面白いんだけどね)。


さて、COD:MW2に登場するこのハンビーの特徴は、下記の写真の通り。

cod team player HMMWV
COD team player HMMWV2

印象的な大型のバンパーと、グリルガード。搭載兵器のM134ミニガン。そして後部の大量の荷物類である。ドアの上にはカモフラージュネットらしき物も巻いてある。
これを再現するのは結構大変だぞ。

で、取り合えず「バンパー」、「グリルガード」にアタックしてみた。

タミヤハンビージオラマ用バンパー

実はウィキペディアの画像にはこれに似た大型バンパー、M134搭載ハンビーの画像がある。
そしてこれに見合ったキットもあるのだが、ゲーム中の物は微妙に違う。

はじめは、「このバンパー上にせり上がっている割にはボディーに近すぎるよな。」「実際にこんなバンパーがあったら、たぶんボンネット引っかかって空かないな。」などとも思ったが、思いっきり割り切った。
「私が作ろうとしているのはある意味ハンビーではない「COD:MW2」というややSFがかった世界の乗り物なのだ。」「ボンネットが開かなかったからって、なんなんだ。資料がそうなっているんだから、そのまま行くぞ。」
と、論理性をぬぐい去り、ゲーム世界の再現に徹することにした。
バンパーの出っ張りは、実際のバンパー同様、緩衝用のゴムが固定されているのだと思った。だとしたら固定用の穴を2つ空けるべきだが、これも割り切った、ゲーム中にはそれらしき物は見られない。
テクスチャでは真ん中一カ所に何かありそうだが、これは、ゲーム中のテクスチャ同様、塗装時に考えてみたい。

ちなみに写真のバンパーは当然、タミヤのキットには付いてこないので自作。
バンパーと突起はプラ板製、グリルガードは真鍮線を使用した。プラ板に穴を空けて真鍮線を差し込むには手こずった。仕上がりがややゆがんでいるのは「ご愛敬」の一言で解決だ。
現在は、(金属/プラ板部、などの一部に)サーフェイサーを吹いて、その後、ひとまず、フラットブラック処理。
ここれから着色に入ろうか?という感じ。

cod team player 資料

こちらの画像はゲーム中でハンビーのドライバーをしているキャラクターと全く同じ装備(顔も)の人。
前回フィギュアを作ったときの失敗を繰り返さないように、今回は徹底的に、造形を作ってから塗り始めるぞ。ということで、検証してみた。

ジオラマ用 ハンビードライバーのヘルメット

フィギュアにはレジェンドのレジン[LF0119] US Vehicle Driverを選択。右手をシフトレバーへ運んだ格好いいポーズ。モールドの良さは、前回の試験作成モデルで立証済み。


ただし、頭部、ヘルメットはハンビーに付属のドライバーの物を使用した。
理由は、レジェンド製は頭部ヘルメットが一体なのに対し、タミヤは頭部、ヘルメットが分離形成のため、ヘルメットをいじるのに都合がいいと感じたから。顔も似てたしね。

ドライバーのヘルメットはカバー無し。手元にカバーのない米軍ヘルメットはなかったので、ハンビードライバー用のヘルメットからカバーのシワモールドを削った。さらにタミヤヘルメットは「フリッツ」型とはいっても、PASGT(パスゲット)タイプ。このタイプはつばの部分が長い。これも加工して、今風ACH~ECH風に。

ゴーグルはタミヤ ハンビーににも付属してきたが、形が古すぎて使えない。手持ちによいゴーグルもなかったので、その古い形状ののタミヤゴーグルを、これまた削って修正することにした。

ゴーグルのベルト、ヘルメット上部、後部のベルトは紙で作成。

ヘルメットの後ろにはゴーグルカバーらしき物もあるので、パテで作成。

ヘルメット右にはフラッシュライト。これは真鍮線でそれらしくくっつけた。

ヘルメットだけでこれだけ手がかかってくると、全体ではどうなる事やらの領域である。
まあ、装備品ポーチの類まで完全にゲーム中をコピーするつもりはないので、比較的スムーズに行く部分もあるだろう。「ゲーム中の雰囲気」が出せればいいなー。と思っている。

現在の進捗はこんな感じ。
まあ、平たく言うと、「シャーシとドライバー作ってます。」って感じ?
正直、今回最初に紹介した画像にたどり着けるかどうか不安感はある。
だが、こういった幾多の試練を乗り越えていくのが、ジオラマ作りってもんだろう。え、違う?

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