最初にキットを見た時の素直な感想。
インターネットの紹介記事を色々検索している段階でも、小さい。と言う情報は入っていたのだが、これほどとは!
ちっせー。見ての通り、肩からお尻まで2cm以下!! |
私はほとんど1/35のフィギュアしか作ったことがない。大昔に1/45フィギュアを何回か作っとことがあっただろうか・・・?
この大きさはちょっと衝撃的だった。
「小さいって言っても、1/35よりも少し小さいぐらいだろう。」
なんて、たかをくくっていたのだ。
ネット検索で出てくる完成品写真を見ても、顔がしっかり塗り切れていなかったり、目の塗装を省略していたり、というのが多く、「これは素晴らしい!」と言う作例にはなかなか巡り会わなかったので、「私が最高の顔塗りを見せてやる。」などと偉そうな気持ちを持っていたくらいだ。
しかし、キットを見てそれら作例の理由が分かった。
小さい、小さすぎるのだ。
「キットはかなり小さい。」と言う情報を得ながら、それを頭で納得できなかったのは、たぶんキットのモールドの出来が素晴らしいからだろう。
塗装前のキットの写真を見ても、完成品を見ても、大体、そのモールドや塗装の具合から、スケールはだいたい頭に入ってくるものだ。
しかし、このキットはやたらと小さいくせに、そこに細かいモールドが施されている。
ホワイトバックの、比較対象のない写真を見せられても、これほど小さいと納得できなかったわけだ。
そんなこと今更言ってもしょうがないし、素晴らしいキットであるのは間違いないので、気を取り直して 作成に入ろうと思う。
今回のキットはこちらの「beyond the wall」という作品。
このシリーズとしては珍しく情景がセットになっている。
蛇足だが、このキットには対になると思われる「before the wall」 というキットもある。 同一人物と思われる、同じ装備の女性戦士のフィギュアだ。
「before the wall」は大剣と盾、完全装備の女性戦士が、今にも切りかかりそうな雰囲気で表情も険しい。
それに対して「beyond the wall」の女性戦士は、盾も、大剣もなし。壁に寄りかかりダガーを持つだけで、おびえた表情を浮かべている。
さらに言うと、イラストの通り胸元の装備も壊れ、おっぱいポロリ状態。
2つのキットが対となって、物語を伝えてくる面白いキットである。「before the wall」のキットもぜひ作ってみたい。
今回のキット作成のテーマは、せっかく見事なイラストがあるので、このイラストの雰囲気をキット上で再現してみたい。
全体的に非常に暗い雰囲気。
ランタンからの光源によるコントラスト。
不安な表情。
を再現できたら大成功といった感じかな。
でもちっちゃいからな~~。こっちの方が不安になってくる。
次回からは作成記に入ろうと思う。
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