2012年2月28日火曜日

顔塗り!!その3(違う!顔じゃない!迷彩塗り編)

「顔塗り!!」と言うタイトルで始めちゃったので、ちょっとタイトルが変になっちゃっているが、気にしないこと。

今回はドイツ軍武装親衛隊の作成と言うことだが、前にも紹介した写真を見ての通り、一体はスモックを。もう一体は防寒アノラックを着用している。ドイツ軍の防寒アノラックはリバーシブルになっており、裏側は雪用の白となっているので、その気になれば迷彩塗装を避けられるのだが、スモックは避けて通れない。また、この2体をセットにした場合。片方が迷彩スモック、片方は白色では格好が付かないので、両方とも迷彩に塗ることにした。

ドイツ武装親衛隊は実戦で大規模に展開した最初の軍隊と言える。改めて色々調査してみたのだが、ドイツ軍の迷彩の種類は本当にすごい!驚かされるのはその種類で、戦前からの開発となるのだろうが、1945年の終戦までおよそ10年程度の間に15~20程度の迷彩パターンを生み出し、最終的には戦闘服そのものの迷彩化までやっている。すごい。
年1回以上のペースで新型迷彩を投入して、全員ではないにしても供給するなんて、米軍だってやらないぞ!「戦争で疲弊する中、大変だったろうなー」などと、ついいらないことにまで気を巡らしてしまうものだ。

今回の設定はおおよそ1944年の秋、マーケット・ガーデン作戦とバルジの中間くらいをイメージしているので、2人とも「秋冬迷彩」を採用しようと思う。(現代米軍が「ユニバーサル」とかいって、1つのパターンで何とかしようとしてるのに、こっちは「秋冬」「春夏」迷彩だぜ!!すごい!)

まずは、防寒アノラックを着た兵士。
彼の迷彩は「Oak Leaf(柏の葉)」と呼ばれるパターンを採用する。オークリーフパターンと呼ばれるものにも数多くのバリエーションがありなかなか面白い。また、春夏仕様の緑系もあるのだが今回は秋冬仕様の枯れ葉色。くっきりとしたオレンジ色が印象的な迷彩パターンである(印象的なのは不味いんじゃないの?一応迷彩だし(^^;)。


Step1
ベースカラーを塗る。使用するのは相変わらずタミヤアクリル「ミディアムグレイ」
 タミヤアクリルを精製水で薄めて使用する方法を紹介しているが、伸びが良くなり、かなりマット感も強くなるのでお勧めな方法だが、塗膜が弱いのが気がかり。
なので、サフ処理済みとは言っても、一層目は水溶せず、溶剤で薄めている。溶剤の方が定着/塗膜強度がいい気がする。


Step2
オレンジで迷彩色の書き込み。資料から特徴的なパターンいくつかを見つけて書き込む。
良い感じにかけたとは思うが、ここでいつもの失敗。
細かいパターンに気を取られ、カラーの比率が悪い。オレンジの部分の比率をもっと高くすべきだったが、この時点ではまだ気付いていない。
特徴的なオレンジ色は、「フラットイエロー」「フラットレッド」で作ったフラットオレンジに「バフ」を加えて濁らせた。


Step3
特徴的な色、もう一つ一番暗い色を「ジャーマングレー」で。

 Step4
あとはそれぞれのパターの縁取りを塗っていく。
縁取りに使われている色は2色。今回は「ニュートラルグレイ」と、「カーキ」。この迷彩はこういうもともとこういう処理がされている迷彩なのだが、模型的にも迷彩の輪郭がシャープになってうれしい。

Step5
本来は丁寧に各色、せめて3色それぞれのシャドー、ハイライトを入れるべきところだろうが、割愛。極めて薄いジャーマングレーでシャドー、極めて薄いバフでハイライトを入れた。


背面。装備の一部をシルバーに塗ったのは実は一番最初。メタリックカラーは後から入れてはみ出したりすると非常に面倒なので、一番最初に仕上げておく。このギンギラがどんな効果を出すかは完成品を見てもらうと解ると思う。



Step6
相当端折るが、細かいところを塗って一応の完成。やっぱりオレンジが少なかったなー。


背面

ディテール

飯盒、水筒の蓋、ガスマスクケースは塗装後にナイフで、カキカキして劣化感を出す。

次回ももう一体の迷彩を塗る!

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2 件のコメント:

  1. 細かい!!!
    凄いですね~オレンジは逆に少なめのほうがいいです。
    確かに、ドイツ軍の迷彩は「芸術性を見出した。」としか言い様が無いぐらい凝ってますからね(笑)
    でも、バラバラの軍服のほうが、敵が識別しにくくなるんじゃないでしょうかね?

    ガスマスクの剥がれはかなりリアルです!!
    いいですね。
    私もボービントンの取材の際、いくつか写真を撮っていますので是非ご覧になってくださいね。

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  2. 麦イチゴさんコメントありがとうございます。
    やっぱり迷彩は難しいですね。陰影の表現も難しくなるし。よく考えたら、出戻って以来、迷彩ばっかり塗っているんですよね~。よく考えてみたら、フィギュアの服を1色塗りしたのは、今回の2体のもう一体、それもパンツだけだと言うことに気がつきました。そちらも進行中です(違う迷彩パターンです)。
    ちなみに、ノルマンディー上陸作戦当たりから米軍も独自の迷彩パターンを採用しましたが、「ドイツ軍と間違えられ味方の誤射を受ける。」という理由で、西部戦線では広く採用されなかったそうです。「迷彩」はドイツ軍のシンボルだったんですね~。

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