なぜか微妙に仕事忙しく、進捗があまり無い。
今日は気軽に「Modern miniature builder」(現代車両大好きモデラー(自分含む))向け現代AFVをいくつか紹介したいと思う。
なんでかっていうと、最近ちょっと、現用米軍車両が熱いからだ(暖かいぐらいかな?)。
まずは、なんと言ってもこれ、タミヤ M1A2 sep task II。
米軍最新戦車といっていいが、冷静に見ると、「模型メーカー得意の使い回しか?」、、、と思いきや、なんと車台下部以外は新金型との噂。
さらに「またICM製のフィギュア?」と思いきや、思いっきり現代米軍装備の付属フィギュアはタミヤ製!
いろんな意味で裏切ってくれるタミヤ!うれしい。!!
12月発売予定。
ちなみにちょっぴりだけtask 2の説明を。
広大な砂漠での戦車戦ならM1エイブラムスは無敵だ。強力な主砲はやや古めのロシア戦車の性能を軽く上回り、有効射程でも、装甲能力でも負けることはない。動かなくなったM1自体を機密保持のために別のM1の主砲で破壊しようとして失敗した逸話が残っているほどだ。
しかし、無敵のエイブラムスの意外な欠点は中東の込み入った市街戦だった。ハイテク要塞の最大の敵は、待ち受け爆弾や、RPGと言ったスーパーアナログ兵器だったというわけ。
小回りの利かない大型戦車は、市街戦で思いがけない苦戦を強いられ、圧倒的な火力も待ち受け爆弾の破壊力や、命中率の悪いRPGの的になりやすく対抗策を持ちにくい。
そこでこれらに対抗すべく、足回り装甲、感応式装甲を装備したのが、task2というわけ。
ちなみに、1/35業界でも従来のエイブラムスをtask2にすることは出来た。
こんな感じ。レジェンドのレジン製アフターパーツ(ドラゴン用)だが値段も張るし、入手状況も悪い。
今日紹介する現代米軍車両第2弾は11月末に発売予定。これまたタミヤM109A6 155mm パラディン 自走榴弾砲。
「自走砲」なんていうと古めかしいイメージだが、米軍はしつこく開発使用しており、こちらは最近代バージョンのA6型。おそらくエイブラムスに付属すると思われるフィギュアと同じコマンダーが付属する。
ちなみに車両キット自体はイタレリ製。
発売は最近なのだが、旧式にあたるA2型はキネティックから発売済みだが、入手状況は決して良くない。
でっかい主砲がかっこいい。タスク2エイブラムスで市街戦の雰囲気を想像するならこちらは、後方でカモフラージュネットなどとともにくつろいだ雰囲気の情景が想像できそう。
創造意欲がかき立てられる。
下の写真は、すでに発売済みのキネティック製。こちらはM109A2型でやや古いタイプ。M109は1962年からの生産なのでA2型は、ベトナム戦争あたりから従軍の可能性が高い。箱絵はデザート仕様だが、もしかしたらイラクなどでも従軍していたのかもしれない。幅広い情景が出来そう。
次は、前にも紹介したがMRAPのM-ATV。写真リンクは「パンダホビー」製。
恥ずかしながら購入しながらもまだ手つかずのパンダホビーのM-ATVだ。
対地雷ジープは、大変馬鹿でかい下の写真だけ見ると普通のジープだが、前にも紹介した写真にあるとおり、ヘッドライトの高さは成人男子の肩の高さくらい。本当にでかい。
この1/35モデルはキネティックとの競合製品でキネテック製もあるわけだが、なぜかそちらは人気があり入手状況は悪い。
手持ちの上記パンダホビー製のキットがあるわけだがいろんな資料を見ている内に、ストライカーなどのいわゆるバードケージ装甲の新型を再現してみたい気分になってきた。本当に多いんだよね~。
ちなみに、ストライカーなどのバードケージ装甲、このM-ATVのこれらの装甲はRPG用。
RPGのようなロケットランチャーは、アメリカ製の誘導型のハイテクミサイルと違い、非常に単純。
単純故に驚異でもあるのだが、最大の欠点は「射出されたランチャーの先端が堅いものにぶつかってつぶれないと起爆しない」こと。バードケージや上記写真のようなメッシュ装甲にRPGの弾頭がぶつかって一部が破損しても起爆しないという発想で作られている。(実際効果はかなり高いらしい。)
つぎは、まだまだ現役ハンビー。
おおよそM707型から数字をいくつもとばしながら成長してきたハンビーの最終型といっっていいのがこちら。
ハンビー(ハンヴィー(HMMWV))は、いわゆるケネディージープの代替として長い間「米兵の足」として活用されてきたジープ。退役せざるを得ない理由は、タスク2の部分でも説明した、待ち伏せ爆弾対策だ。
アメリカ議会でも問題になったハンビーの弱さだが、やっぱり正解は陸軍の答える通り。「ハンビーはもともとそういう目的に作ってないしー。」
MRAPの登場によりハンビーは退役軍人状態だが、どのモデルも大きすぎるMRAP。もしかしたらハンビーにも生きる余地、まだまだ米兵に愛される余地はあるのかもな?と言う気もする。すべてのMRAPにくらべて小さいしね!
だが、たぶん、上記写真のハンビー、M1114型が、最終型といっていいのではあるまいか?
追加装甲の数々、突き出したヘッドライト、リモートウェポンシステム。
後付けならではの面白い作成が出来そう。また、この後付け感がハンビーの終末感を物語っていていい(ちがう、「悲しい」っていうつもりだったのだが、、、)
ちなみに、リモートウェポンシステムの搭載に伴い、キットでも助手席の電子操作系もかなり変更されているそうです。
で、今日の最後、新興勢力が鼻息粗い昨今ですが、少し前の新興勢力、トランペッターも負けてませんよ。2012年発売です。現代好き、そもそもソフトスキン好きにはたまりません。
まー、ゆっちゃうとただのトラックなんですけどね。
涙が出そうですが今回の一押しです。。。。。。
ちなみに写真には最新装備の米兵が二体写ってますが、キットには含まれません。
最後にこれらに合わせるフィギュアキットですが、、、、、
「「現用」って謳っていながら、実は古い」っていうキット結構多いんですよね、自分も購入して、一押し、いや、「今のところ現用ならこれしかないな」というのはこちらのキット。
マスターボックスにしては動きがないんだけど、現代的なメカニズムと固有のシンプルさは評価できます。、、、、、続編が欲しいですね。(手元にありますが、まだ、全く手を入れてません。)
一口に現用と言っても時代によりかなりのばらつきがあり、「5年前は現用でも、今は、、、」なんてのも含めると、現用作りたきゃ、インジェクションにたよるな!!みたいな雰囲気があり難しいんですよね。
レジンには良いキットもありますが、基本的に価格が10倍なんですよね~。
これから、きっと伸びるはずの現代モデル、ジオラマ皆さんの「現代1/35」意見を聞いてみたいですね。
軽く書くつもりだったんだけど、、、、つかれました。
関連ブログお探しの方はこちらからどうぞ。
M1エイブラムスのTUSKバージョンがタミヤから出されるなんて!!
返信削除感激です。感謝感激極まりないです←ちょっと意味がわからない発言(笑)
一度私のブログでも紹介したように、本当はエイブラムスをTUSKをいっぱいつけた強化装甲モデルで作りたかったんですよ。
でも、レジェンドの改造パーツの高さにあえなく断念。。。
っと思っていたら、まさか全てセットのものが製品化されるなんて!!!
AAVやハンビーなど、まだ手もつけていないものがたくさんありますが、発売されればとりあえず買います(笑)
ううう。またストックが増える・・・(苦)
恵六路久住さん、コメントありがとうございます。
削除本当にそうですね!!自分で言うのも何ですが、紹介している私も「欲しい!」「作れない!」の自問の繰り返しです。
M-ATVも全く手つかずだし、ジオラマ構想のはっきりしているフォードマットも眠ったまま。M1A2sep2も休眠中です!!!!
時間と、創作意欲と、邪魔されない環境と、お金と、、、、、、いろんなものが欲しい~~!
こんにちは!
返信削除タミヤは最近面白いです。
アーマー追加の車両など力が入っております。
ところで、このMーATV、ハンビーのような外見をしている分、その大きさのギャップが、、
写真見た時は、笑ってしまいました。ホントにもの凄くデカいんですよね。
キングダムSPKさん、コメントありがとうございます。
削除やっぱりみんながアフターパーツ買うから何でしょうか?(笑)
M-ATV確かにでかいです。私もオバマと一緒の写真を始めて見た時はビックリしました。
外見は、ハンビーの延長上にあるデザインですが、サイズは別物です。
M-ATVの実寸を確認しましたが、長さ627cm、幅249cm、高さ270cmと想像以上のでかさ!
この車格と同等のものを探したところ29人乗り日産シビリアン!マイクロバスとほぼ同じ大きさでした。
マイクロバスみたいな大きさのジープ。想像すると確かに笑えます。