2011年12月16日金曜日

まだ続くエポパテ4

エポキシパテ利用上のTipを一つ

エポパテで作業すると、 「やたらと指や道具にばっかりくっついて、目的の物体の上にくっついてくれない。」と悩んでいる人は多いはず。
極めて小さな事だが、ちょっとだけ改善する私のやり方を紹介しよう。

  1. まず、パテを混ぜる。他のサイトで紹介されているとおり2剤を「ネジネジ」すると良く混ざる。私もこの方法、後は指で伸ばして畳み、伸ばして畳を繰り返す。
  2. 面倒で作業性が悪くなるので、手袋は使わない。「有害だから使え」という説もある。
  3. 完全に混ざったら、置いといて、一度手をしっかり洗う。
  4. ハンドクリームを少量付ける。場合によってはクリームが、パテ側に移行し、硬化が悪くなる心配もあるのであくまでも少量。良く伸ばす。
  5. パテを盛る必要がある場所(複数)に、おおよその量を全部付けてしまう。若干多めくらいがいい。
  6. 細かい部品はけがき針でぬぐうように押しつける
  7. けがき針を使ってそれらを伸ばしたり、押したりしてしながら造形する。
  8. 指先で造形物を持ったら、手のひらのくぼみにティッシュを丸めておき、けがき針に付いたパテは速やかにぬぐう、削り取られた少パテもいっしょにぬぐう(すてる)。
  9. パテのぬぐいやすさ、作業性を上げるためにけがき針には頻繁に水を付ける。
パテは硬化が進むに従い、手に付きにくくなり、同時に本来くっつけたい物体への付着性も悪くなる。散々作業をして硬化し始めた物を別の場所にくっつけるのは無駄だ。
くっつきやすい段階で、全部くっつけるべきを付けておくのが良いと思う。
ちなみにいろんな道具があるようですが、私はホームセンターで買った「けがき針」一本で全部の作業をやっています。


パテネタ続きで申し訳ないが別にパテでばっかり遊んでいるワケではない。ってところを。

まず、今回作成のフィギュア「アレン上等兵」は、プレイヤーキャラクターのため、ゲーム中の資料となる映像は存在しない。そのため、周りのキャラクター達の装備から想像して、適当に作っちゃって良いのだ。なんて良いキャラクターなんだ!!

実は以前から思っていたのだが、「コール・オブ・デューティー」などのゲーム中では、バッコン、バッコン、グレネードランチャーをぶっ放す。
しかし、ゲーム中に於いてグレネードランチャーを持っている兵士も、それらしきポーチは装備していないのだ。
グレネードランチャーの弾薬は結構大きいはず。うーん、どうやってあんなに沢山の弾薬を携帯しているのだろうか?
袈裟懸けに弾薬ベルトを提げている写真も見かけたことがあるのだが、今回はたまたま、こういう製品の写真を見つけた。



なるほど、これなら、さほど邪魔にならず大量の弾薬が持てる。写真は2段で6発入るがその気になったら3段装備で9発。装填済みの1発を含めればゲーム「COD:MW2」中と同様の10発の携帯も可能そうである。
よし、この装備M4 with M203グレネードランチャーを持っているアレン上等兵に採用しよう!!


で、作った。


パテを盛って、けがき針で指したり押したり引っ張ったりしただけで、おおよそこんなもんである。
確かに不満はある。しかし、どうせこの後、ナイフを入れたり、ヤスリで削ったりするわけだからあまり細かいことは気にしないで、ザックリ作ればいいのだ、この段階で出来ることをやればいいのであって完璧を目指す必要はない。多少パテのカスでザラザラしていようが、パテの破片がひっついていようが気にする必要はない。

重要なのは、「ここから削られるのであって、盛られるわけではない。」ということ。
もう一つは、「ここからの作業はナイフ、ヤスリで堅くなった物を相手にする」ということ。

つまり、「若干ボリュームがあった方が良い。無駄に凹んだ部分は作らない方が良い」と、
必要と思われる極めて小さなモールドはこの段階で作っておかないと後で彫り込むのは無理」ということ。

あ、初心者の私が大きいこと言っちゃいました。作業しながら発見したtipです。大口利いて、ごめんなさい。m(_ _)m

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2 件のコメント:

  1. おー本物そのままの形になってますね!さすがです。
    けがき針とかスパチュラもいいですが、つまようじに水を含ませてころころ転がすように整形するのもおすすめですよ!
    タミヤのエポパテは削りやすいので良いですね!

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  2. 爪楊枝、結構便利で使いますよ。フィギュアのベルトやポーチ、クラスになると先端がやや太いかな?
    タミヤのエポキシパテは、「カチカチ」に固まる系統です。ヤスリでじっくり削るのには向きますが、ナイフでザックリやろうとすると結構大変で、削りカスはアーチが出来た際に粉砕する程の堅さと言えます。
    「ウェーブ軽量」は硬化後の堅さがタミヤに比べ柔らかいので加工はよりしやすくなっています。機会があったら「ウェーブ軽量」試してみるといいですよ。

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